🌿 公民館事業報告🌿
7月18日(木)開催『みんなで話そう差別語・不快語』
馬場周一郎さんを講師に迎え、
「みんなで話そう差別語・不快語」というテーマで講座をしていただきました。
初めに、馬場さんから見た目や容姿を意味する「Looks」と主義を意味する「ism」
を組み合わせたルッキズムについてのお話がありました。
これは、人間の価値を測るうえで「外見」を最も重要視することを表しているとの事。
そして、「age」と「ism」を合わせたエイジズム。
これは、高齢者を役に立たない無用なもの、
能力の劣ったものと捉え差別することを表していると。
その言葉を踏まえて、日頃から気になる言葉について、
6人~5人のグループに分かれて話し合いをしました。
「人を傷つける言葉は気をつけたいと思っているが、日本の文化的表現も失われていく ようで・・・」
「あんた、子ども産んだことがないから・・・・」
「なんで、他人から『おばあちゃん』って呼ばれなきゃならないの?
私はちゃんと名前があるんです。名前で呼んで欲しい。」
人間は社会的な存在で、他者と交流しながら生きています。
ちょっと言い回しを変えるだけで心を痛める人が少なくなるのではないでしょうか。
他者の考えを聴くこと、知ることからそれは始まるのかもしれません。